こんにちは。

昨日から10月8日までよこはま動物園~よこはま動物園北門にて自動運転バスの実証実験が行われています。

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実証実験(よこはま動物園 → よこはま動物園北門 → よこはま動物園) 実証実験車両(旭)
よこはま動物園にて

「地域デジタル基盤活用推進事業(自動運転レベル4検証タイプ)」を活用した実験で、相鉄バスのほか、NTTコミュニケーションズなど9事業者で実験を行っているようです。

今回は事前予約制で、概ね30分間隔で走行実験自体は行っているようですが、
一般向けの募集枠は期間中の平日の一部時間帯のみで、各回10名までとなっています。
既に10/2、3はキャンセル待ちのようです。
10/1 12:00、12:30、13:00、14:30
10/2 12:00、12:30、14:30、15:00
10/3 10:30、12:00、12:30、15:00
10/4 10:30~13:00まで30分間隔、14:30~16:00まで30分間隔
10/5 10:30~13:00まで30分間隔、14:30~16:00まで30分間隔
10/8 10:30~13:00まで30分間隔、14:30~16:00まで30分間隔


車両は春に行われた実験で使用されたのと同じポンチョですが、新たに前後に機器(カメラ)が増設されています。
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今回は
・先端通信技術を活用した遠隔監視システムの実現に向けた検証
・路車協調システムによる安全な自動運転サービスの実現に向けた路肩情報の活用検証
が行われており、自動運転は「レベル2」(ドライバーあり)での実験でした。

遠隔監視システムではローカル5Gを活用しつつ、車両に増設したカメラ映像を遠隔監視の装置へ送っているようです。
ローカル5G基地局はよこはま動物園のバスターミナル出口付近と、正門駐車場出入口(少し北門側に進んだところ)付近に2か所?3か所?設置されていて、ズーラシアバスターミナル~駐車場付近をカバーしています。

バスターミナル出口に設置されているもの
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路車協調システムは一般的には信号と自動車の連携などが中心な気がしますが、今回の実験では自動運転バスの接近を人や自動車に通知するシステムが導入されていました。
通常の街路灯にカメラを取り付けた「スマート道路灯」というものが導入されており、映像を基に車両や人を判定・検知し、遠隔監視に役立てる仕組みとなっているようです。

動物園バスターミナル付近に歩行者向けの情報板、正門駐車場出口に出庫車向けの情報板が取り付けられています。

動物園入口付近の表示板「↑この先、自動運転バス走行エリア」とスクロール表示されます。
カメラが車両を検知すると表示される仕組みのようですが、ずっと出ている気もしました・・・。
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駐車場出口付近の表示板
「車接近中」と表示されていましたが、自動運転バスの通過後に出たりしていて、タイミングはよく分かりませんでした。

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9月30日から実験ということで、事前に試走はしていたと思いますが、初日は同日で廃止の136系統とも並びました。

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136系統(中山駅前 → よこはま動物園) 0-1924号車(緑) よこはま動物園にて